天使のうたた寝 若潮酒造協業組合 鹿児島県志布志市志布志町安楽215
まずは〝生〟で味わうと、〝おお!〟と木の香りと味を鼻と舌に感じ期待が膨らむ。
この木樽蒸留の成せる技は、本来の焼酎の味に加わり相まってより一層の深い味わいを出している。
この焼酎は、鹿児島県産〝ひのひかり〟〝黒麹〟〝かめ壺仕込み〟〝木樽蒸留〟〝契約栽培さつまいも〟で造られている。
〝湯割〟では、生で感じた以上に〝木〟の香りと味があり、さらに芋から出た芳ばしい匂いが鼻から口に感じられ、そのまろやかでしっかりとした味は雑味のない喉越しも良く後味スッキリした味となり、飲みやすく飲み応えのある味となる。
とりあえず2杯の湯割を飲み、その後「蘭黒麹」を飲んだが全く趣の違う味には、Haha曰く〝まずい〟との声が出た。(私は、これはこれ・・・味わいはいろいろで良いのでは)
この蔵のレギュラー酒「さつま若潮」は、昭和43年頃人気を二分していた横綱〝若乃花〟〝朝潮〟にあやかって、焼酎界の横綱になれと一般公募で付けられたらしい。