一壺春 古澤醸造
一昨年に4合瓶を開栓して飲んだのだが、印象は良くないのに何故か気になっていたので、最購入して再飲する。
この焼酎も開栓してショットグラスに注いでいると、フルーティーな香りがテーブル付近一帯に広がり、かなりの匂いを放っているようだ。
生で一口飲むと、喉を刺すような〝きつさ〟を感じるが、口当りと舌触りは穏やかで角のない素直な甘さを持った味がある。
湯割は、開栓時に感じた匂いはさほど感じないが、薄い砂糖水を飲んでいるような感覚になるのは、言い換えるとアルコールを感じさせない風味を持っているのかもしれない。
口当りと舌触りは、まろやかで穏やか、そしてやさしく静かであり喉ではゆっくりと余韻を感じつつ、その後に食道~胃へと落ちて行く。
この湯割は、これはこれも〝あり〟と思う。
これも〝危ない焼酎〟に入った。
宮崎焼酎は、やさしいな・・・・・by Haha
以前の印象
〝生〟では、アルコールの嫌味な味などせず飲み易い。
〝湯割〟では、さらさらした舌触りで25°を感じさせないやさしい味が上顎に染み込むのが感じられるが、その後の〝キレ〟がある?と言うのか〝味の膨らみ〟がないと言うか〝余韻〟がない感覚はちょっと評価を下げる。
開栓仕立てなので、数日置いた味わいあどうなるかは判らないが・・・
奇麗な焼酎と言うのか、これが旨いという人が居るのが判るが私たちには、やや物足りない味わいであり、「ひとり歩き」「八重桜手づくり」の方がかなり旨いと思う。