一昨日に完飲した物がこれだけ出たので、サイドボードの空スペースが拡大。
よって新規物を開栓する。
黒麹かめ壷仕込み 木桶蒸留
薩州萬月 萬世酒造 鹿児島県南さつま市加世田高橋1940‐25
生は、一口飲んだ瞬間の最初の一言が〝うわっ!〟
〝端麗辛口〟の味
黒麹・・・しっかりしている
木桶蒸留・・・微かに木の感触
かめ壷仕込み・・・滑らかでするする入る
湯割は、ほのかに発ち上がる香ばしい匂いに、〝広がりと伸び〟を期待しつつ口に含むと、かめ壷仕込みの円やかさ、やんわりとした甘さ、木桶蒸留の穏やかさ、さらに満月の日に和水したことによるプラスαで、「千亀女」「たんこどん」の木桶蒸留の独特な味を思い出す。
ずば抜けた味ではなく、駄目な味でもないし、湯割も十分においしく飲める1瓶となる。